SEワンタンの独学備忘録

独学した内容や資格試験に対する取り組みの備忘録

【情報処理技術者試験】基本的な取り組み方と考え方について その②

これまで合格した区分の印象とかについて。

初めに

一応その①の続きになります。並べてみると大した数合格したわけではなく偉そうなこといえるほどではない感じがするので、ここは後からでも追加していけたらいいなと思っています。
ただ、合格したものしか載せるつもりはないので、ほんとに随時追加できるようにしていきたい。

その①:概要と基本的な考え方 
その②:各試験の印象や難易度 ←今回
その③:教訓、格言集

↓その①
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これまでの受験履歴

その①の再掲になります。

時期 試験 結果
2015年 秋期 基本情報技術者試験(FE試験) 合格
2017年 春期 応用情報技術者試験(AP試験) 合格
2017年 秋期 ネットワークスペシャリスト試験(NW試験) 合格
2018年 春期 データベーススペシャリスト試験(DB試験) 合格
2018年 秋期 情報処理安全確保支援士試験(SC試験) 合格
2019年 春期 プロジェクトマネージャ試験(PM試験) 不合格
2019年 秋期 システムアーキテクト試験(SA試験) 受験予定

試験の印象と難易度

あくまで個人的な印象である。自身にとっての難易度は実際に体感した方が早いし正確である。また未受験はもちろん、不合格試験も難易度比較からは抜いてある。
ちなみに私はアプリ系のエンジニア。

基本情報技術者試験

IT技術者の登竜門

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難易度:他の試験の基準にするため全ての項目を1にしてある。
知識量:合格を確実にするためにはだいたいの人にとっては多少の知識補充は必要になるだろう。しかし数年の実務経験があればその量は少なくなる印象。
専門性:浅く広くで今から振り返るとやはり深くはない。
時間制限:午前にはかなり時間の余裕がある。唯一途中退室した。午後も時間で苦しむ試験ではないと思っている。
読解力:午後についてもどちらかというとロジカルに読み進められば問題なかった印象。

【その他一言二言】
正直受けたときの記憶はあいまい。

応用情報技術者試験

幅広い知識が問われる

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難易度:アルゴリズムやプログラミング系の問題を避けることができるため基本情報より簡単という話をきくこともある。私は応用情報の方が勉強時間は多く、そして難しいと思っている。
知識量:午前の範囲が広くゼロからやろうとすると結構な知識を追加しなければならない。ある程度の実務経験があれば多少は楽になるはず。
専門性:基本に比べると深いところまで求められるが、専門性を求められる試験ではない。
時間制限:午前は問題数が多いもののそれでも余裕はあった。午後は時間にシビアとまでは言わないが、あまりゆっくりはしていられない印象。
読解力:私が選択した区分ではそこまで必要なかった気がする。

【その他一言二言】
午後の分野は基本的には高度区分ごとに分かれているため、高度区分を見据えた対策ができればグッと楽になるだろう。
午後で私が選択したのは情報セキュリティ、プログラミング、システムアーキテクチャ、ネットワーク、データベース。
午前は時間をかけて準備すると知識レベルの維持がつらくなりそうなので、ある程度期間を絞って勉強したい。

ネットワークスペシャリスト試験

アプリ系エンジニアにとっての最大の難関

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難易度:私にとっては最難関の試験であった(ヘタしたら落ちたPM試験を含めても)。初めての高度区分だったため余計そう感じるのかもしれない。
知識量:ネットワークの基礎知識が必要。ない場合は単純な過去問演習だけではなく基礎勉強は避けられないと思った方がよい。まともにやるとその量が多い。
専門性:専門家からすればそこまでではないかもしれない。しかし、どの区分の専門家でもない私としては基礎知識や理論の理解が必須であるこの試験の専門性は特に高いと感じた。
時間制限:分からない問題で悩みすぎると時間は切れる。特に午後Ⅰは余裕がなかった。順調に進められれば時間切れにはならなかったため、個人的には時間はあまり気にしすぎず知識面や解答ロジックを理解して確実に得点力を伸ばす方が優先と考える。
読解力:高度区分なので特に午後Ⅱは長文でしっかりと問題文を追う必要はあるが、文章的なひねりはほぼなかった印象。事実に基づき答えるべき。


【その他一言二言】
応用情報からすぐ、専門知識も持たずに、純粋な勉強のみでよく受かったものだと自分では思っている。
とにかく基礎理論を大切する、最新あるいは応用的な技術は過去問にでてきていないものまで無理して追う必要はない。
午後は知識と考え方の両面から問われるためバランスのよい対策が必要。全体的に筆記試験としてのクオリティが高く、解いていて一番面白かった

データベーススペシャリスト試験

スピード感を身に着ける必要がある

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難易度:知識よりも本人の情報処理能力が問われる試験と思っている。とにかく時間が厳しくそこが体感難易度を上げる。ただ、筆記試験なので対策は可能。
知識量:SQLは複雑なものはでなかった(SQLだけならOracle master bronzeの方が難しい)。記述問題もデッドロック、正規化、インデックスなどの決まったパターンが頻出傾向にある印象で追加した知識はそこまで多くない。
専門性:ER図系の問題は試験的な対策で対応可能。問題に対する対応などもどちらかというと「定番」な感じのものが多く。現場の専門家レベルの知識は必要ない。
時間制限:ここが一番の問題。特につまらずに解けたつもりでも時間切れを経験することがあるかもしれない。私の場合は午後Ⅰはいつも時間ギリギリだった。人によっては午後Ⅱも時間足りないという。この辺は試験テクニックの方を重視して身に着けた方が合格率は上がると思う。
読解力:午後Ⅱは長文で読み通すのは大変だが、読解力というよりは情報整理という印象。

【その他一言二言】
能力が足りない状態から合格を狙うには試験テクニックを重視する必要があるため、個人的には試験勉強がつまらなくなる傾向があり、人によってはハマるとなかなか合格できない試験になるのかもしれない。
合格ラインはあくまで6割であるため、切る問題を決めるのも一つなのだが、この試験は前半の設問で切ると後半が総崩れする可能性もありそこがなかなか難しい。
とにもかくにも時間的な制約をクリアできれば合格が見えてくると思っている。

情報処理安全確保支援士試験

総合的な視点でセキュリティを考える

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難易度:難問と言われる問題は少なかった印象。旧セキスペ時代と比べると近年は易化傾向にある?
知識量:目新しい知識はそこまで加えなかった、応用情報とネスペの知識でほぼカバーできる。午後のピンポイントな知識を問う穴埋めはある程度落とすつもりでいた。ただネットワークの知識がないと不利になるためそこをゼロから身に着けようとすると知識量は増える。
専門性:セキュリティの知識自体は応用情報の参考書に載っているレベルがしっかりと分かっていれば十分かもしれない。ネットワークやセキュアプログラミングの言語知識を絡めた問題は少し専門性が高く感じる。
時間制限:高度区分の中では余裕があった。
読解力:知識だけではなく本文中の「誰が何した」や「プロセス」にも十分に着目する必要があり、知識だけで解答しようとすると軸がずれた解答をしがちになる。

【その他一言二言】
ネスペのセキュリティ問題とSCのネットワーク問題を比較すると、必要な知識の深さの分SCの方が簡単になる傾向があり、ネスペに受かっていれば各段に楽になる。
また、読解力の部分を逆に言うとITリテラシーがあれば知識がなくても解答できる設問も結構多い。この辺はある意味、セキュリティでは人やプロセスを重視するという実践的、現場的な考え方と言えるのかもしれない。