今回はここ最近で作成したSVNリポジトリをそのまま利用して、ホストマシンからGitで操作を行えるようにします。
今回やること
既に作成してあるSVNリポジトリはそのままにGitでローカルリポジトリを作成してコミット等の操作もGitで行えるようにすることを目指します。
なので、今回の終着点は移行ではなく共存に近いです。
さて、うまくできるでしょうか。
クライアント(Windows)環境のセットアップ
ホストマシンであるWindows10にはクライアントとしてTortoiseGitを導入し使用します。
Git for Windows
まずは前提としてWidnowsにGitが入っていないので最初にGit for Windowsをインストールします。
以下からインストーラをダウンロードします。
インストール自体はほぼデフォルトに従って実行していきましたが一部変えた部分は以下を参考にさせていただきました。
TortoiseGitのインストール
Download – TortoiseGit – Windows Shell Interface to Git
↓本体はこれ
↓ついでに日本語化もやっておきます。
TortoiseGitは使ったことがなく何がよいのかわからないので、とりあえず全てデフォルトのままインストールを実行しました。
本体をインストール後、すぐに日本語化を実行。特に問題なく実行できました。
任意の場所で右クリックしてTortoiseGit>settings を選択して日本語化の設定をしておきます。
ホストマシンにGitローカルリポジトリを構築する
私の場合は仮想マシン(VirtualBox)にリモートリポジトリをつくっているので前準備として仮想マシンを起動しておきます。
リポジトリのクーロン
Git初心者なので一応確認。
リモートリポジトリを元にローカルリポジトリをコピーしてくる場合は「クーロン」を行います。
任意の場所で右クリックを行い、TortoiseGitで「Git クーロン」を行います。
そしたら、以下のエラーが起こりました。
git.exe clone --progress -v "http://192.168.56.102/svn/repos/trunk" "C:\git_repo\trunk"
Cloning into 'C:\git_repo\trunk'...
fatal: repository 'http://192.168.56.102/svn/repos/trunk/' not found
gitは正常に終了しませんでした (終了コード 128) (4390 ms @ 2019/10/14 19:03:06)
本格的に調べようかと思いましたが、SVNのチェックをつけるのを忘れていただけでした。
これで再度実行。
クローンに成功したようです。
適当にファイルを修正してみます。
修正後、ローカルリポジトリにコミットを行ってみます。
コミットは成功したので、SVN(リモート)リポジトリにもコミットします。
リモートリポジトリにもコミット成功しました。
ちょろっと試してみましたがローカルへのコミットやブランチの作成、マージなど問題なくできました。
次はSVN→Gitのリポジトリ移行ですかね。