以下の記事でDjangoの環境構築を行い、VSCodeのターミナルからプロジェクトの作成を行おうと思ったところエラー。
www.wantanblog.com
◯エラー内容
PS C:\Users\wanta\Desktop\dev\django_pj> django-admin startproject sample_pj django-admin : 用語 'django-admin' は、コマンドレット、関数、スクリプト ファイル、または操作可能なプログラムの名前として認識されません。名前が正しく記述 されていることを確認し、パスが含まれている場合はそのパスが正しいことを確認してから、再試行してください。 発生場所 行:1 文字:1 + django-admin startproject sample_pj + ~~~~~~~~~~~~ + CategoryInfo : ObjectNotFound: (django-admin:String) [], CommandNotFoundException + FullyQualifiedErrorId : CommandNotFoundException PS C:\Users\wanta\Desktop\dev\django_pj>
django-adminのパスが通っていないことが原因だと考えられる。
◯暫定対応
まずとりあえずコマンドを実行したい場合には、python
コマンドを使用してモジュール指定で実行する。
この場合はdjango startproject
コマンドを使用するようだ。
PS C:\Users\wanta\Desktop\dev\django_pj> python -m django startproject test_pj
◯根本対応
あとはdjango-admin
コマンドをパスを通す方法。
常に根本的な対応が必要なものなのかは現時点ではよく分かっていない。書籍などを参考にしていてpythonコマンドから実行していない場合はやっておいた方が書籍などと同じ手順でやりやすいかと思う。
まずはコマンドの場所を特定する。
少々乱暴だが、エクスプローラーからdjango-admin
を検索すれば表示されるはず。
・パスの例
C:\Users\wanta\AppData\Local\Packages\PythonSoftwareFoundation.Python.3.9_qbz5n2kfra8p0\LocalCache\local-packages\Python39\Scripts
パスが分かったら開発マシンの環境変数に設定する。
環境変数の設定方法は簡単にしかかかないが、Windows10なら「コントロールパネル>システム>システムの詳細設定>環境変数」から設定する。
ユーザ環境変数かシステム環境変数かは多分どちらでも動作するはず。他のログインユーザでも使用するなら確実にシステム変数に設定する。
環境変数を設定したら反映させるために、VSCode自体を立ち上げ直した方が無難っぽい。
立ち上げ直したらターミナルから再度django-admin
を実行し直す。
PS C:\Users\wanta\Desktop\dev\django_pj> django-admin startproject sample_pj PS C:\Users\wanta\Desktop\dev\django_pj>