SEワンタンの独学備忘録

IT関連の独学した内容や資格試験に対する取り組みの備忘録

【ITサービスマネージャ試験】令和3年(2021年)4月 結果報告


2021年4月18日に受験したITサービスマネージャ試験の結果が出ましたのでご報告です。
受験時の感想は以下の通り。

www.wantanblog.com

受験結果

結果は合格でした。

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おお、合格できたんだー。という感じの感想でした。
もちろん合格は嬉しいですが、私にしては試験のための勉強時間があまりとれず落ちても仕方ないかなという感じもあったため、運で合格できた感も否めなかったせいもあったからだと思います。

振り返り

ここでは結果を受けてみての試験及び勉強期間の各項の振り返りを記述していきます。
ちょっと時間が経っているので記憶は微妙なところもあります。

午前Ⅰ

以前の試験でまだ免除できるため免除です。

午前Ⅱ

・午前Ⅱ:72点

午前Ⅱに関しては自己採点通りだったのでそこまで触れることはありません。
ただ、確実な勉強方法がある午前は絶対に落とすべきではないので、勉強不足でも確実に通せるように、過去問による学習はしっかり行いました。

午後Ⅰ

・午後Ⅰ:78点

受験時の感覚よりもやや下振れした印象。

午後Ⅰの試験については、勉強中にはこれまでの試験とやや異なる感じは受けやりにくさを感じていましたが、受験した際には比較的スタンダードなで解きやすい印象を受けました。
恐らくは受験時に回答に不安を感じた部分でいくつか不正解になったのではないかと思います。

まぁしっかり合格点で8割近いので変に文句みたいなことを言うところではないですけどね。
午後Ⅰに関しては回答の持ち帰りがあるので、気分で振り返りを行うかもしれません。

午後Ⅱ

・午後Ⅱ:A

午後Ⅱの受験時の感触としてはかなり微妙でした。
前記事でも触れましたが、事業関係管理という設問において重要なワードの理解が不十分だったこともあります。

試験の合格ポイントとしてはやはりまずは書き切ること、設問に忠実に対応することが重要と言えそうです。

あとはやはり受験してすぐの段階では論文を書いたばかりなので、細かい部分も記憶に残っているため書いた内容の悪かった点などがかなり気になってしまいますが、大きな流れが誤っていなければ細かい部分はある程度許してもらえると思っても良さそうです。

勉強時間を抑えた情報処理試験の受験について

前述もしましたが、今回の受験における私的な特徴としてはこれまでと比較して勉強時間を抑えたことがあります。
勉強時間を抑えた理由はそのときの環境やモチベーションなどの問題なので意図的に行ったわけではありませんが、勉強中と試験結果を受けて感じたことを記述しておきます。

■コストパフォーマンスは良い
資格取得という観点で見るとコストパフォーマンスは間違いなく良いです。
いつもがややオーバーにやりすぎている感は否めないですが、、

■これまでの経験に基づいている
自分的には勉強時間を抑えましたが、それでも結果としては合格になったのはこれまでの受験経験が活きたおかげだと思っています。
今回のITサービスマネージャの論文試験で言えば、プロジェクトマネージャ試験やシステムアーキテクト試験で論文対策をしっかりやっていたことから、ITサービスマネージャ試験向けの勉強をする前からある程度の記述はできる状態だったのが大きかったと思います。
午後Ⅰに関してはそれより前のスペシャリスト試験からの積み重ねも効いていると思います。

■達成感は微妙?
試験合格時の達成感自体必要なものなのかということもありますが、合格の達成感で言えば今回のITサービスマネージャ試験よりもプロジェクトマネージャ試験の方が大きかったです。

■分野的な勉強になったのかは疑問が残った
私が資格の受験を行うときは試験取得ということももちろんありますが、未経験の分野の学習機会としていることもあります。この観点で見ると今回の試験勉強はやや疑問が残りました。

というのも、勉強の際にあまり余裕がなく試験勉強に終始してITサービスマネージャに関する汎用的な知識や考え方の取得まではほとんど手が回らなかったことがあるからです。
もし勉強したければ資格受験がなくてもいくらでも学習すればいいのですが、現職で関わっていない分野だと、現状うまく目標を設定できないと学習がなかなか進まなそうだと感じます。

とりあえず今回はここまでで。
高度試験もだいぶ進んできました。