2021年10月受験のシステム監査技術者試験の結果がでましたのでご報告。
受験時の感想は以下の記事。
受験結果
結果は合格でした。
本当に受かって良かった。
受験直後は毎度のことながら午後Ⅱの論文がどうなることやらと思っていましたが無事A評価。
自分でも思った以上に嬉しかったのか、他の試験区分ではしなかったのですが今回は声を出してガッツポーズしました。
やっと論文試験から解放されるという喜びと、ST試験に関しては他の論文試験よりもST試験向けの対策しっかりめに行っていたのでその辺が認められた嬉しさもありました。
振り返り
結果に関して軽くコメント。
対策の振り返りなどは別途落ち着いて別記事にする予定です。
午前Ⅰ
免除でよかった。
午前Ⅱ
自己採点の20/25通り。
午後Ⅰ
結果は71点。
通過にはなりましたが、受験時の感触からするとやや下振れた印象。
最後までいまいち安定と言えるところまでは持っていけませんでしたね。やはり簡単ではないです。
午後Ⅱ
Aランクで見事合格となりました。
選択したテーマは問2。
- 問2 基幹システムの再構築における開発の優先順位付けについて
受験時には落ちてる可能性の方が高いと感じていたので、試験時に書いたことをあまり控えられていない。
論文の内容としては試験対策として練習で書いたものの方が満足いくものが書けていた印象。とにかくテーマが書きにくかった。
特に「設問イ」の基幹システムに関する内容が誤魔化し誤魔化しだったり、「設問ウ」の最後の部分は時間がなく殴り書きになってしまったり、不満足だった部分はいくらでも挙がります。。
良かった部分として「設問ア」の事業環境の変化などは、試験対策の練習で準備した部分の流用がきいたのでそれなりの内容にはできたこと、優先順位設定や経営層への説明は背景で設定した環境変化や事業戦略をしっかり受けたものになっていることだと思います。
個人的な感触ですが、ST試験は「設問ア」にあたる経営や事業環境に関する記述がかなり重要になるのではないかと思っています。
一般的なエンジニアでは普段の業務などではややおろそかになりがち(私もそう)な部分になると思うので、対象とする業界やシステムに照らしてこの部分はよく準備しておくべきだと思います。
ST試験では、設問イの内容に関しては受験時のテーマ次第で準備したものがほぼ使えないことも多いですが、設問アに関しては比較的流用がききやすい。
設問イは論文力(?)勝負、その場でいかに書き切れるか。今回の合格から考えると細かい部分はある程度誤魔化して、設問の問いかけにしっかり解答することに注視する感じでも問題ないのかもしれません。
設問ウは経営層への報告などになるパターンが多いですが、馴染みがなければ書籍の合格論文などで表現や観点のストックをある程度溜めておくのもよいかと思います。
あとは、最近の試験のテーマは書きにくいというか、過去問のパターンをそのまま適用しにくい、経験の明暗がはっきりと分かれるようなテーマが多い気がします。そのような回の試験だと合格となる質のボーダーも下がっていたりするんじゃないかとも思ったりします。まぁここは勝手な推測です。
IPAの論文試験が5区分すべて終わりました。一回不合格になりその後5タテで結果としては割とスムーズに終えることができたのですが、それでも長く辛い戦いでした。
次はES試験。。