SEワンタンの独学備忘録

IT関連の独学した内容や資格試験に対する取り組みの備忘録

【システムアーキテクト試験】2019年度(令和元年)秋期の結果報告

お久しぶりです。
2019年10月に受験したシステムアーキテクト試験(以下、SA試験)の結果が出ましたので結果報告となります。
SA試験の内容等についてはIPAの公式サイトより参照ください。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:制度の概要:システムアーキテクト試験

受験結果

結果は【合格】でした。

詳細な結果は以下の通り。

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・午前Ⅰ:免除
・午前Ⅱ:84点
・午後Ⅰ:87点
・午後Ⅱ:ランクA


一言で感想を言うならば非常に嬉しいです。
春期に受験したプロジェクトマネージャ試験(PM試験)は不合格だったので、本ブログを開始してから初めての合格報告記事となります。

関連記事

システムアーキテクト試験については、本ブログを開始してから勉強開始、実際に受験までを行っており過去の記事がいくつか存在するので、いくつかピックアップして紹介します。

・2019/6/16 受験計画を立てた際の記事

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・2019/7/10 試験勉強を開始してからの感触及びその後の勉強方針を書いた記事

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・2019/10/22 本番試験受験直後に当日の所感等を書いた記事
当日の試験について、所感と問題の内容レベルの話についてはこちらを参照ください。

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その他、間の勉強中にいくつかの記事を作成しましたので、その辺の記事については「システムアーキテクト試験」のタグで参照願います。試行錯誤感があるかもしれませんが

ちなみにブログを始めたばかりのころに書いた悔しやがにじみ出るようなPM試験の不合格記もあります。

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所感と結果の比較

上記でも紹介した当日の振り返り記事の所感と結果の比較になります。

全体の結果として過去記事よりそのまま引用で以下のような感覚でした。

現時点での予想としては本命は午後ⅡでB判定落ち、次点で合格、次に午後I落ちとかでしょうか。※言ってていやになりますが・・

結果としては次点と合致したということになります。
ざっくり言うと、午後Ⅰはまぁ大丈夫だろう。午後Ⅱは自信はないがCランクはつかないだろう。という感覚でした。

午前Ⅱ
自己採点結果 84点
実際の結果 84点

当然ながら、結果は一致していました。マークミスや記録に間違いがなかったということだけで特にコメントすることはないです。

午後Ⅰ
自己採点結果 7割5分前後?
実際の結果 87点

自己採点結果と言っても、IPAから回答例がでていない状態でだしたものなのであくまで感覚値。
その点を考慮して前後10点のレンジを持たせたとしても、感覚よりもやや高いという結果。

午後Ⅰについては可能な限り当日の解答を持ち帰りしたので、気力があれば詳細な自己採点記事を作成予定。

午後Ⅱ
自己採点結果 B
実際の結果 A

当日に書いた内容としてはとても完璧といえるものではなかった。しかし結果合格となったので過去の記事から書いた内容を思い出しよかったと思われる点を挙げてみる。

■良かった点
・必要ボリュームを満たせた。
・設問に対する充足度は概ね満たせた(内容の質は別として)。
・PMや単なる作業者ではなく、システムアーキテクトとしての立場で自身の考えは示せた。
・全体を通して、根拠の論理性は十分だった。
・【問イ】の考慮した点については特に実経験を元にしたリアリティが高い内容が書けた。
・【問ウ】では複数案を提示し、根拠を示し採用案を決めるというプロセスを示せた。

【問イ】区分けに関する部分は区分けの定義があいまいなまま記述した点や【問ウ】の案自体は稚拙なものだったと思ったがそこは多めに見られたようである。

もしかしたらA判定をもらえたのは紙一重だったのかもしれない。
それでも今回A判定ももらえたことによって大きいのは、論文試験の合格ラインがなんとなくでも分かったこと
論文試験はPM試験の不合格経験しかなかったので、合格のラインというのがつかめずどうしても自己採点でA判定を評することが難しかった。

もちろん試験区分が変われば評価観点は変わるが、独力でA判定をもぎ取れたというのは、文章構成や書き方の点から概ね「IPAが求めるもの書くことができた」ということ分かり、その点の大きな方向修正は不要で(もちろん適宜アップデートは必要だが)、後は各区分で必要な観点を身に着けアウトプットできるようになればよいということでもあり、今後の試験受験を計画する上でも非常に大きな収穫である

取り急ぎ

取り急ぎ、結果のご報告と簡単な所感との比較まで。

情報処理技術者試験で言えば、スペシャリスト系試験を連勝していたところに前回のPM試験の論文で不合格となり、論文の対策方法に少し迷いを持っていたので今回の合格は本当に嬉しいです。

今回の合格によって、PM試験の記事で書いた「SA試験を突破しレベルアップして、PM試験にリベンジ果たす王道ストーリー」の準備ができましたので今後も頑張っていきたいと思います。

対策方法は後程振り返ります。


追記
今回の試験で行った対策方法などをまとめてみました。

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